急増する高齢者運転の車から子供を守れるか
ここ最近毎日のように見かけるニュースがあります。
それは高齢者による車の事故。
先日、通勤中に会社の近くで中央の縁石に乗り上げ身動きのできない車を見かけました。
車に乗っていたのは高齢者の夫婦。
こんな状況が身近なところで起こっている事を目の当たりにしました。
あんな悲惨な事故はもう二度と起こってほしくないと考えている暇もないくらい次から次へと事故が発生している感覚です。
この状況に解決策はあるのでしょうか。
高齢者の危険運転から子供を守れる?
はっきり言ってしまうと、高齢者の事故は起こってしまったら防ぎようがありません。
信号待ちの交差点や、歩道をきっちりと歩いているところに猛スピードで車がつっこんでくるなんて誰も予想できません。
運転している高齢者本人でさえ、アクセルを踏み間違える瞬間まで事故って歩道に突っ込むなんて考えてもいないわけです。
予知能力があるわけでもないし、ずば抜けた瞬発力なんて持っているのはごく一部の人です。
高齢化社会はゆっくりと広がっている
最近高齢者による事故のニュースが増えたのは、単純に高齢者の人数が増えてきたということだと思います。
2017年の時点で65歳以上の人口は3500万人を超えているそうです。
人口の割合にして27%超。
今後はもっと増えていくと言われています。
そんな状況で高齢者の事故が目立ってきているのは、必然なのかもしれません。
今まで起きなかったようなことが起こる。
誰も予想もできない事件や事故が増えて可能性は十分あり得ます。
国も人もまだ高齢化社会を目の当たりにしていないから、不透明な部分が多いのも事実です。
日本は確実に超高齢化社会へと進んでいる真っ最中です。
そこに対応するために様々なことを変えていかなければならいのでしょう。
高齢者の意識改革が必要?
高齢者、高齢者と連発していますが、人は体が老いていっているという事実はなかなか認めたくないものです。
私も65歳以上になったときに、少しずつ老いていっている体を頭のどこかでは認識しつつも、まだまだやれる!と認めないかもしれません。
そして「高齢者は運転するな」なんて一方的に言われたら反発してしまうでしょう。
それでもやっぱり、1人1人が年相応の行動・暮らしをする為に自分自身を冷静にみつめて意識をしていかないといけないのではないでしょうか。
元気なお年寄りの方がたくさんいるのももちろん理解しています。
ただその元気という言葉の裏には「年齢の割に」「〇〇歳なのにスゴイ」という昔とは違う元気というみられ方をしているということを理解しなければいけません。
体の感覚や視力等、年とともに肉体的な衰えは確実に進行しています。
20代と30代だって体力の差を感じますからね。
国が動かないと根本は変わらない
現在、高齢者の運転免許返納は、本人に任されています。
ここが変わらない限りははっきり言って何も変わらないでしょう。
運転免許は70歳までの期限付きにすればシンプルに解決できそうです。
ただ地方にお住まいの方で、コンビニ行くにも 5km先とかイオンこの先100kmみたいな看板のあるような場所だと車のない生活はかなり厳しいでしょうから何らかの対策が必要だと思います。
現実に人が亡くなってしまうような悲惨な事故が起こっているので、一刻も早く国には動いてもらいたいものです。
子供は親が守るしかない
現状は危険な運転をしている車から子供を完璧に守る方法はなさそうです。
唯一あるとしたら車の走行している場所には連れて行かないということぐらいでしょうか。
それも生活をしていると中々難しい事だと思います。
ニュースはどこか他人事で見てしまいがちですが、心構えとして自分たちにも事故に巻き込まれる危険があるということを意識しておくことは必要でしょう。
自分たちの身は出来る限り自分たちで守るしかないのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
笑う門には福来る☆