秋に色付くイチョウが街路樹になっている3つの理由とは?
10月だというのに30度を超える日もありましたが、やっと秋らしい気候になってきたのではないでしょうか。
この時期になると街中で目に入るのは色付いたイチョウ並木。
キレイに黄色に染まっているイチョウ並木は見ごたえがありますよね。
そんな時ふと疑問に思ったんです。
「なんでイチョウなんだろう?」今回はその謎に迫ります。
そういえばイチョウ(銀杏)について全然知らなった
記事でイチョウ、イチョウと書いていたら「胃腸」が浮かんでしまいました。
すみません、どうでもいい話です。
イチョウの果実といえば?
イチョウの果実と言えばなんでしょうか?
そうです、おつまみにもよく出てくる「銀杏(ぎんなん)」です。
銀杏といかいて「イチョウ」とも「ぎんなん」とも読むんですね。
ぎんなんは焼いたり炒ってお塩をかけるだけで、美味しいおつまみになりますよね。
実から放たれる異臭
そしてなんといっても印象的なのは身から発する臭いではないでしょうか。
イチョウの下を通る時に強烈な臭いがする事がよくありますよね。
とにかく臭い!
あの匂いの主成分は二つ
酪酸→バターやチーズにも含まれいる。足の臭いの原因と言われる
エタノン酸→油の腐敗した成分にも含まれている、強い握手を放つ
あの強烈な臭いは、足の臭いと腐った油のコラボレーションだったんです!
そりゃ臭いに決まってる。。。
なぜイチョウの実は臭い?
イチョウの実が臭いのはズバリ、動物に食べられない為の防衛だったんです。
イチョウの実を食べるのは人間ぐらいだそうですよ^^;
あの臭いで初めて食べようと思った人はかなり勇気がありますよね!
その為、イチョウは最古の植物と言われているそうです。
イチョウが街路樹になっている3つの理由
とにかく火に強くて丈夫
イチョウは昔から火事が起こると水を拭くと言われるほど、火に強い植物だそうです。なので火事が起きた場合でも延焼を防ぐ効果もあるんですね。
そしてイチョウは育ちやすくて丈夫です!街路樹が植えてすぐ枯れてしまってはその度に植えなおすのも大変ですよね。
イチョウは1000年の樹齢があるものもざらにあるようで一度植えてしまえば、これで一安心なのでしょう。
景観の美しさ
イチョウの魅力はなんといっても景観の美しさですよね。
季節によって様々な顔を見せ、秋の色付きは見事なものです。
冬には葉を散らし黄色いじゅうたんを敷きます
春には新緑をつけ
夏には鮮やかな緑をまとい
秋には黄色いドレスを披露します
イチョウは街の春夏秋冬の景観を演出してくれているんですよね。
様々な環境保全の役割があった
実は景観の美しさだけじゃなく、私たちの生活を陰で支えてくれたんです。
・車などの騒音を吸収し騒音被害の縮小
・日陰をつくり日差しから守る
・雨や風からも壁となり屋根となり防ぐ
イチョウが好きになりました?
どうでしょうか?
皆さんはこの記事を読む前よりも少しだけイチョウの事が好きなったんじゃないですか?
私はイチョウ記事を書く前よりも、イチョウの事が好きになりましたよ^^
最近植えられているイチョウは雄のイチョウで実が出来ないタイプがなんだそうです。
それでも昔から植えられているイチョウには雌の実がなるイチョウもあると思いますが。
今年の飽きはいつもよりもイチョウをじっくりみてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
笑う門には福来る☆