日本と世界の子育ての違い、アフリカから学んだ1つの大切な事
国が変われば風習も変わるし、言葉も変わる。
日本では当たり前の日常も世界では非常識に思われる事もあるでしょう。
逆もそう、世界の常識は日本では非常識だと思う事だってあります。
では、子育てはどうでしょう?
今回はアフリカの子育てについて書いてみました。
お付き合いください。
アフリカの子育て事情とは
アフリカではオムツは使わない
アフリカでは基本的にオムツを使用していません。
子供が排泄したい時はその兆候をママが感じ取ってさせるそうです。
そんな事が可能なのか?
なんて疑いたくなってしまいますが、これは日本人の常識に囚われているだけなのかもとも思いました。現に2ヶ月でおむつが取れるような子育てをしている国って結構あるそうです。
日本では2~3歳ぐらいでトイレトレーニングをしましょうという主流の流れが、情報として広まっているので、つい比べてしまいます。
赤ちゃんは常に「おんぶ」か「抱っこ」
赤ちゃんは生活している時は基本的にママに布、スリングのようなモノで密着させた状態でおんぶして過ごしています。
おんぶで家事をこなしたり、仕事をこなしたりしているそうです。
なのでベビーカーはほとんど普及していません。
赤ちゃんとの距離が近い
常におんぶや抱っこをしている状況から分かるように、赤ちゃんと親や兄弟と触れている時間が長いんです。
寝るときもベビーベッドは使わず、添い寝でほしがった時に授乳するスタイルでだそうです。
赤ちゃんは泣かないのが常識?
アフリカでは赤ちゃんはあまり泣かないというのが世間の認識。
常におんぶや抱っこしているから安心しているということなのでしょうか。
グズるのはお腹がすいている時ぐらいなのだとか。
アフリカの子育てから学んだたった一つの大切な事
アフリカはみんなで子育てしている
アフリカは家族の人数も多く、原住民族などは集団生活をしている事が多いんですよね。なのでママやパパだけが子供を育てているのではなく、家族や民族がみんなで育てているというのが当たり前になっています。
アフリカのバスはよくテレビで観るように、乗車率300%ぐらいまでお客さんを乗せて人がはみ出しているよな状態で走っていますよね。
そんな所に赤ちゃんを連れたママが乗ってくると見知らぬ人でも赤ちゃんをあやしたりしてくれる光景が日常で起こっています。
正に人類皆兄弟^^
昔の日本もそうだった?
実は昔の日本では、「子供を地域で育てる!」という考えが根付いていました。
私が子供頃でさえ近所のおばちゃん、おじちゃんに怒られたりしていたことを思い出しました。
今は時代なのでしょうか。
孤立した家庭も多く、隣に住んでいる人も分からないなんて事もあります。
そんな状況が「育児ノイローゼ」や目を伏せたくなるような悲しい事件に繋がっているのでは、、、
ふとそんな事が浮かびました。
みんなで子育て
そんな環境づくりが日本でまた出来てくれば、子育ての状況はグッと良くなる!
そう簡単な事ではありませんよね。
きっと国ではなく「町」レベルで真剣に向き合わないとアフリカのような子育ては出来ないのかもしれません。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
笑う門には福来る☆