水分補給と水中毒について
猛暑の脅威再び
こんばんは。
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水分補給に要注意
こまめな水分補給を心掛けるのも大切ですが、少し注意しないといけないことがあるんです。皆さんは「水中毒」という言葉をご存知でしょうか。
私もなんとなく言葉は知っていましたが、詳しい症状等は知りませんでした。
実はこれ、誰にでもなる可能性があるんです。この時期は熱中症対策として色んな所で水分補給、水分補給と言われていると思いますが、水分補給として健康のためにと水やお茶ばかりを摂取している方は要注意ですよ。
水中毒の症状
熱中症予防や健康にいいからと水を過剰に摂取してしまうと、血液中のナトリウム濃度が下がり「低ナトリウム血症」という状況になってしまうそうです。
低ナトリウム血症になると出る主な症状は、めまいや頭痛、頻尿、下痢などがありひどくなると嘔吐、けいれん、呼吸困難を引き起こし最悪の場合、死亡するケースもあるようです。
水分補給はどうすればいい?
健康の為にやっていた事が実は死に至るほど危険かもしれないと思うとゾッとしますよね。ただ勘違いしていただきたくないのは、水を飲むことが健康に悪というわけではなく、やり過ぎがよくないということです。
水を1日に3リットル以上飲むと水中毒になる可能性があるそうです。
では実際に水分補給はどうすればいいのでしょうか?
通常の水分補給
普段の水分補給は水やお茶で問題ありません。2リットルのペットボトルを一気飲みする方はさすがにいないでしょうから。コップ1杯程度を1時間に一回くらいのペースで十分体内の水分は補えています。
運動した時
運動で汗をかいた場合は水やお茶だけではなく、塩分や糖分が摂取できるスポーツドリンクでの水分補給がおすすめです。汗をかくと水分と同時に塩分も失われているのでそのどちらも摂取できるのがスポーツドリンクということですね。
熱中症かも?
熱中症気味だなというときは、経口補水液がおすすめです。体内のナトリウム濃度を上げるのには最適なのがこの経口補水液です。
ただ注意しなければいけないのが、普段の水代わりに経口補水液を飲むことは避けてください。塩分濃度が高いため飲み過ぎると高血圧のリスクがあります。
子どもは公園などの水道で水をがぶ飲みすることもあると思います。汗もかいているのである程度は大丈夫だと思いますが、もし水を飲んだ後にめまいや頭痛になったら要注意です。
暑い中だと熱中症の症状にも似ているため、さらに水分を取らせてしまう事も多いですが、もしかしたら水中毒かもしれません。
中々判断は難しいと思うので、熱中症や水中毒の症状が出たら病院に状況をしっかり説明して診てもらってくださいね。
何事も過剰はよくない
食べたり飲んだりする事に共通しているのは、とにかく過剰摂取は良くないという事ですね!適量というのが必ずあってそれを超えると何らかの問題が発生してしまいます。
薬の注意書きに用法容量を守って正しくお使いくださいと書いてあると思いますが、食べ物・飲み物に関しても同じことです。
食品にもしっかり用法容量が記載されて入れば少しは気を付けるようになるかもしれませんよね。例えば、、、
こちらの食品は一日200グラムを上限としてお召し上がりください。それ以上の摂取は糖尿病、メタボ等の生活習慣病を引き起こす可能性があります。
用法・容量をまもって正しくお召し上がりください。
みたいな(笑)
ここまで、お付き合いいただきありがとうございました!
笑う門には福来る☆