サマータイムと子育てへの影響とは?
サマータイムって何?
2020年の東京五輪の酷暑対策として、夏の時間を2時間繰り上げるサマータイムの導入が検討されているそうです。これは平成31、32年限定の導入になる公算が大きいそうです。
サマータイムとは
日照時間の長い夏(3月~11月、国によって差がある)に、一斉に時間を1~2時間繰り上げ、明るい時間を有効活用する制度。デイライト・セービング・タイム(太陽光有効活用時間制度)とも呼ばれる。
環境省によると、欧米など約70カ国(平成21年)で広く実施されている。
現在の主な実施国・地域では実施期間が7 - 8か月なので計算上通常時間より夏時間の期間のほうが長くなる。
省エネ効果のほか、余暇の充実、健康増進、観光振興、犯罪の防止などの効果があるとされる。
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サマータイム導入、世の中のメリット、デメリット
今回は東京五輪に照準を合わせての導入が検討されていますよね。
今年の異常な暑さもあり、このままの状態で2020年を迎えると、熱中症の危険が高すぎるという判断なのでしょう。
メリット
さて、2時間前倒しということは現在の朝5時が朝7時になるという事ですよね。
東京五輪では、マラソンなどの競技が早朝の涼しい時間帯に開催できるというのは選手の皆さんにとっても運営に携わる皆さんにとってもすごく助かる事だと思います。
今のような気温で走り続けたら、誰だって倒れます、観客として応援しているだけでも倒れてしまうと思います。
日照時間が長くなることにより、犯罪率の低下も期待されると思います。
オリンピックは国際的なイベントですから、外国人の皆さんもたくさん、いらっしゃると思います。
それぞれの国のルールが違いますし、日本が初めての方もたくさんいる事を考えると、多少の治安の悪化もあり得る事だと思います。
そこは導入する意味もあるのかなと感じます。
デメリット
全ての時計をサマータイムに合わせて変えなければいけません。
自動で変われば特に問題はないと思いますが、アナログなものはもちろんの事、コンピューター制御されているものはかなり問題が発生するのではないかと予想されています。
電車・飛行機・バスどの交通機関もダイヤの調整が必要になってきます。
電波時計を使っている方は、買い替える必要も出てくるかもしれません。
サマータイム導入による課題は思った以上に多そうですよね。
サマータイムの子育てに与える影響
①外出
・メリット
小さなお子さんがいる方は、今年の夏はお出かけするのも躊躇するような暑さが続いていますよね。しかし2時間前倒しとなるとどうでしょうか。
涼しい時間が増えるので、朝の散歩や午前中のお買い物とう外出には活用できそうですよね。
・デメリット
保育園や幼稚園に預けている場合、お迎えの時間が暑さのピークの時間になりそうです。通常だと17時ぐらいは少し気温の下がっている時間帯でしたが、サマータイム導入中は今の15時前後にお迎えになる方が多いと思うので、一番気温の高い時間帯になるかもしれません。
公園でちょっと遊んで帰るなんて方も多いと思うので、熱中症の危険が高まる可能性ああります。
②生活スタイル
・メリット
生活スタイルに関しては目立ったメリットはないのではと、私は感じました。
・デメリット
生活リズムを変えるのが大変ですよね。これは大人にも言える事だと思いますが、特に赤ちゃんや幼児の場合は寝る時間、起きる時間、昼寝の時間のリズムがほぼ一定になっていますよね。サマータイムによりそのリズムを崩され子供が対応するのに時間がかかる可能性があります。
保育園等に預ける場合も、保育士さん達がかなり苦労するのではないでしょうか。
サマータイム導入により、保育時間を延長しましょうなんて動きがあったりしたら、預ける側はいいですが、保育士さん達にとってはたまったもんじゃないですよね。
サマータイムと子育ては相性が悪そう
ただでさえ大変な子育てですが、サマータイムによりさらに生活をかき回されれるのではないかと少し不安になりますね。
乳幼児の子育て真っ最中の皆さんにとっては脅威な出来事になるかもしれません。
サマータイム導入はどうなるのか、動向が気になるところです。
また何かあれば書いてみたいと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
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