東京医科大入試不正に見る未来への不安と男女平等について
この問題は氷山の一角なのか
個人的にはかなり衝撃的なニュースが流れていました。
東京医科大の入試不正についてのニュースです。
このニュースを見てかなりの不安を覚えるとともに、この問題って実は氷山の一角なのではという思いです。
これは憶測でしかありませんが、大学入試の不正がそこらじゅうで横行していたら、考えただけでもゾッとしますが、その可能性もあるのではと思ってしまいました。
少し重いテーマかもしれませんが、お付き合いください。
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真面目がバカを見る?
このようなニュースを見てしまうと、真面目に受験勉強をし、夢に向かってとりくんでいる若者たちを落胆させてしまうだけです。
日本の医師の未来は大丈夫なのだろうかと不安にさえ思います。
入試不正の概要。
※医学部医学科の一般入試において、400点満点の1次試験で去年は13人、今年は前局長の息子など6人の、合わせて19人の受験者の点数を8点から49点不正に加算していた。
※2次試験では100点満点の小論文で、すべての受験者の点数に「0.8」の係数をかけて一律に減点したうえ、
・現役と2浪までの受験生には20点を加算
・3浪には10点のみを加算
・女子と4浪以上の受験生には一切加算せず
こうして、合格者の数を抑えていた。
前局長の息子の不正入学とありますが、不正入学をしたところでその子にとってマイナスでしかない事を理解しているのでしょうか。親として恥ずかしくないのでしょうか。
ちょっとその感覚は理解できません。
改めて男女平等について考えさせられた
一昨日の深夜にこんな記事をアップしていました。
不正入試の中に、「女子と4浪以上の受験生には一切加算せず」とありました。
男女平等を考えている国とはお世辞にも言えませんよね。
女性を軽視している世の中の風潮を、改めて露呈してしまったのではないでしょうか。
これは一つの大学での出来事ですが、様々な組織でこのような事は少なからず行われているのではないのかと思ってしまいます。
長女(1歳)の未来は明るいものであってほしいと願っていますが、正直今回のニュースを見た時に不安になってしまいました。
フランス大使館の反応
今回のニュースを受けてフランス大使館がツイッターでこんな反応を示したそうです。
「今日のプチ知識」と題してツイートされた内容は、フランスの大学医学部に占める女子学生の割合は2000年で57.7%でこの時点でかなり高いですよね、さらに2016年には64.1%に上昇したそうです。
そして、2021年には医師が男女同数が実現されるというもの。
最後に「皆さん、是非フランスに留学に来てください」と一言も添えられていました。
一見皮肉にもとれる、内容ですがこれは事実であり、見習うべき点でもあると思います。
日本の女性医師の割合は20.3%で先進国では最低だそうです。
今回のようなニュースを見てしまうとそれも当然なのかなと妙に納得してしまいました。
もしも、まだまだこういった不正が横行しているとしたら、全て明るみになって改善していってもらいたいものです。
でも、知らなくていいこともあるのかなぁ(笑)
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
笑う門には福来る☆