保育士大量退職?幼児教育・保育無償化に感じる矛盾
東京都中央区の認可保育園の保育士が18人中、13人が退職してしまうというニュースが飛び込んできました。
子供を預けている立場としては危機的な状況です。
主に長時間労働や賃金の低さが原因となっているそうです。
今年の10月から幼児教育・保育の無償化が全面的に実施されるようですが、このようなニュースを見ると、なんか対策がズレているような気がしてなりません。。。
本当に必要な事って何だろう?
幼児教育・保育料無償化は歓迎です
キレイ事を言う気はありません、親としては「無償化になる事」だけを切り取って考えれば、そこは否定する理由もありませんので、大歓迎です。
消費税のアップに伴い、家計の圧迫が厳しくなるのは目に見えています。
そんな状況で、無償化となれば家計の負担が多少なりとも軽くなるので、喜んで受け入れさせていただきます。
保育園も保育士も足りてない現実
地域差も顕著ですが、実際待機児童がまだまだ全国にいる事は事実です。
要は保育園も保育士も足りてないんですよね。
働きたくても働けない人も待機児童の数だけいるという事です。
今は共働きが当たり前の世の中です、我が家もその典型です。
幸いウチの子供は近所の認定こども園に預ける事ができています。
保育園落ちた日本死ね!!!
数年前には、こんな言葉が話題になりました。
何年間も待機児童問題が解決されていない事の裏付けですよね。
保育士の多少の賃金アップはされているようですが、根本的な対策が全然とられていないようにみえます。
そもそも、子供1~2人を親が2人でヒーヒー言いながら育てているんです。
そんな子供を10人も20人もまとめて見る職業なんて考えただけで想像を絶する仕事です。
本当に子供が好きじゃないと務まらないだろうし、どんな角度から見てみ超絶大変だという事は容易に想像できます。
そんな仕事をしている人たちの賃金が低水準という現実。。。
そりゃ辞めるよね。
お金を払ってもイイから利用した人がたくさんいる
ハッキリ言って無償化を喜んでいるのは子供を保育園や幼稚園に預けられている人だけです。
お金を払ってでも保育園に入れたい人たちが世の中にはたくさんいるんですよね。
その事を国はしっかり理解しているのか疑問です。
いつの日か待機児童が本当にゼロになる日が来るのを祈るばかりです。
そして保育士という職業が誰もが魅力的に感じるような、、、簡潔にいえば給料高い職業になればもっと環境は整備されるのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
笑う門には福来る☆