ドラクエ風に家事をこなしたらラスボスが現れた、後編
勝手にドラクエ風シリーズ化、後編です^^;
昨日はこんな記事を書いていました。
勇者パパと魔法使いママの冒険はクライマックスへ向かいます。
2日続けて遊んだ記事ですみません。
お付き合いください。
OUCHI de QUEST~失われた自由を求めて~
第4章 だいどころの沼に潜む影
勇者パパと魔法使いママは昨日のそーじの洞窟での戦いの疲れが取れないまま、もう一か所のモンスターが現れるという噂のだいどころの沼に向かうのでした。
だいどころの沼は時折鼻につくような臭いがしました。
少し歩くとやはり噂通りモンスターが現れたのです。
コンダテキメラは最高の「献立」を決めると満足して去っていくが、メダパニを唱えてくるため、混乱してなかなか決める事が出来ない。
ショクセンキングは優しい性格で攻撃はしてこない、何かあっても自分の中で完結させてしまうらしい。
ハイスイコーモリはものすごい異臭を放ってくる。
弱点は酸性系の呪文アワハイータで臭いを消す事だ!
勇者パパと魔法使いママは必死でモンスターと戦いなんとか、倒すことができた。
しかし、どこか違和感を感じていた。。。
暗闇の中から感じる不気味な視線に背筋に冷たい汗が流れるのを感じたのだった。。。
第5章 伝説の夫婦からの助言
勇者パパと魔法使いママは悩んでいた。
倒しても倒しても復活して来るカジ系モンスター達。
毎日必死で戦い続け、連日の疲れはピークに達していた。
そんな時、だいどころ村で聞いた噂がふと頭をよぎる。
2人はスグにともばたらきの丘に向かった。
満月が最大級の明るさで照らされている、その丘にはお墓が一つポツンとある。
ふとそのお墓から目をそらしかけた瞬間!!!
急に強い光に包まれた勇者パパと魔法使いママ、その光の中から見知らぬ夫婦がこちらをみていた。そう、間違いなく伝説の夫婦の姿がそこにはあった。
2人を見透かしたかのように勇者イクメンと魔法使いカリスママは話し出した。
「いや無理しすぎだから」
「休み休みいかないと身体持たないわよ」
「カジ系モンスター倒すのは無理だから、仲間にしちゃいなよ」
「モンスター達とうまく付き合って、手慣らすのが一番のちかみちよ!」
なんかめっちゃフランクに話しかけてきたーw
「それから、、、」
2人の顔つきが変わった。。。
「だいどころの沼の奥にある穴には、もっと厄介なモンスターがいる」
「カジ系モンスターなんて比じゃないくらいのヤバいのがいるの」
「そのモンスターに有効なのはあやし系の呪文だ」
「でもそのモンスターは常に・・・」
魔法使いカリスママが何かを言いかけたところでまた強い光に包まれ、気付いた時には2人の影はなくなっていた。
大事なところ聞けてなーい!!!
最終章 ラスボスとの決戦!?熱戦!?超激戦!?
だいどころの沼の奥へと進む、勇者パパと魔法使いママ。
正直全く気が乗っていない。
最後の一言が気になって2人ともまともに睡眠もとれていないのだ。
しばらく歩いていると、小さな洞穴が見えてきた
勇者パパと魔法使いママはゆっくりとその洞穴に近づいていく。
すると、勇者パパは奥から二つの影がこちらに近づいてくる事に気が付いた!
「ついにおでましだ!」
不気味なまでの静けさの中、ゆっくりと二つの影が少しづつ大きくなってくる。
いや小さい?
2人はその姿に驚いた!
モンスターというよりも子供だったのだ。
「ネーネー遊ぼー!」
「ネーネーおままごとしよー」
「ネーネーお腹すいたー」
「ネーネー足痛ーい」
じ、自由過ぎる。。。
勇者パパと魔法使いママは子ども相手に戦う訳にもいかず、ひとまず家に連れて帰ってしばらく一緒に過ごす事にした。
エピローグ
勇者パパと魔法使いママは今後の事について考えていた。
今もいるたくさんのモンスター達との関わり方、突然家にやってきた2人の子供ジャマバッカスルーとカマッテクレーノ。
勇者パパ「まずはあの時勇者イクメンさんたちが言っていたようにモンスターを手なずける事からはじめてみよう」
魔法使いママ「そうね、そしてこの2人の子供たちも一緒に暮らしていくことにしましょう」
小さな世界に平和な日々が訪れようとしていた。。。
まだ勇者パパと魔法使いママは知らない
本当に自由が奪われるのはこれからだという事を、、、
そして、、、
ジャマバッカスルーとカマッテクレーノの本当の恐ろしさを・・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
笑う門には福来る☆